2014年02月07日

骨董マルチエフェクターレビュー(2) KORG AX1G

安いマルチエフェクターということで、ZOOMを取り上げるんだったらその次はやっぱりKORGでしょ、ということでKORGの骨董マルチです。

ax1g.jpg
KORG AX1G

発売時期は1998年ということで、15年ほど前のモデルです。

このモデルの特徴の1つが「ぱっと見が非常にしょぼい」ということです(笑)。
モデルの古さから、中古店とかではほぼ確実にジャンク的な激安扱いで売られていると思いますが、よく知らないで見ると「古すぎて使い物にならないガラクタ」に見えるでしょう。

まあ、古くて機能的にも制約があるのは事実ですけど、でも見た目よりははるかに「使える」、魅力的なエフェクターなので、激安で見かけたら保護して損はしないと思います。

本体ですが、ペダルつきのマルチにしては非常にコンパクトです。
そして、ディスプレイがLEDじゃなくて液晶というところもいいですね。豊富な情報が表示されるので、マニュアルなしでもそこそこ音色のエディットがわかりやすく操作可能です。
(ただし、バックライトはつかないので暗いところでは液晶が見えません。また、マニュアルはこちらからダウンロード可能です)

搭載エフェクトなどについては、オーソドックスなこの時代のマルチエフェクターで、特筆するほどのユニークさはありません。
CPUの処理能力に限界があるせいか、一部の空間系エフェクトはペダルと一緒には使えなかったり、空間系エフェクトで変更できるパラメータが1つだけあったりといった、いろいろな制約があります。

しかしながら、肝心のサウンドについては、この時代のマルチだということを考慮すると、非常に高い水準でまとまっています。
設定できるパラメータは少ない(だいたい1系統のみ)のですが、概ねいいポイントをついた音色に調整されていると思います。
また、このマルチは、歪み系のエフェクトも高く評価されているという、古いマルチでは非常に珍しい機種です。
ついでに、メトロノームとチューナーも機能としてついています。電池でも動きます。

歪みから空間系、ペダル、チューナーにメトロノームと、欲しい機能がコンパクトにまとめられており、初心者向けの激安マルチとして、現在でもおすすめできる逸品です。

KORGは、この機種のあとも、AXシリーズのマルチエフェクターをさまざま出していくのですが、むしろ大型化ばかりして中身があまり伴っていないので、このAX1Gこそが名機だ、という感じがしますね。(PANDORAシリーズはまた別ですが)


posted by そらパパ at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ウクレレ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。